第3回リノベーションスクール@岩槻

2022年10月28日~10月30日の3日間、さいたま市主催の”第3回リノベーションスクール@岩槻”に参加しました。スクールのディレクターは近畿大学教授で東京R不動産の宮部浩幸氏。参加者は2チームに分かれてそれぞれ専属のクリティックおよび地域のアクティビストが担当という構成のなか、私のチームのクリティックは東京谷中のHAGIO STUDIO代表で東京芸術大学非常勤講師の宮崎晃吉氏、ローカルアクティビストは福祉関連事業で主にさいたま市で活躍されている環境サミット代表の加倉井聖子氏でした。スクールのシステムは初日にチームメンバー並びに、実際にリノベ再生を希望する建物オーナーと該当案件が発表され、3日間でビジネスプラン、リノベーションプラン、事業収支計画を作成し、最終日に建物オーナーや来賓の前で発表するというものです。岩槻スクールは今回3回目ですが、過去2回の計4案件中3案件が実際に実現していることからも、さいたま市が単なるイベントとしてではなく、本気でこの事業に取り組んでいることがわかります。8分間のファイナルプレゼンテーションは、イベントを盛り上げる演出も考慮してカジュアルな表現もありますが、実際には建物オーナーへの最初の事業プランの提案であって、事業に賛同していただけるかどうかの判断を仰ぐための非常に重要なものです。主催するさいたま市は事業を成功に導くため事前に建物オーナーを探し出し、実際に起業する意思のある方を含めた案件にマッチしたチームをスクール参加希望者のなかから面接して選抜するという前さばきをしています。私が所属したチームは6名で編成されていて、不動産デベロッパー社員、地域プロモーション会社の経理担当、鉄道会社出身でオンライン診療ビジネスの経営者、地域NPO代表、建築系大学生という構成で、ほぼ全員が出資 and/or プレイヤーとして事業にかかわることを希望している優秀なメンバーでした。最終的に今回の3日間で担当クリティック宮崎晃吉氏を含めたチーム全体で導き出したビジネスプランのコンセプトは”部活商店”。宮崎氏が“ちょっとした発明”と言ったこのプランとは?宮崎氏はこのプランは”谷中では成立しない”ともお話しされていて、岩槻の経済圏でこそフィットするリアリティのあるプランへと前進させるべく、チームはスクール後も引き続き”部活商店”の検討を重ねています。

2022年11月01日